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2022.03.14

  • Pressrelease

「浦沢直樹の漫勉neo」が第25回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門で大賞を受賞

「浦沢直樹の漫勉neo」が第25回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門で大賞を受賞

株式会社ディレクションズと株式会社NHKエンタープライズが共同制作するNHK Eテレの番組『浦沢直樹の漫勉neo』が第25回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門で大賞を受賞いたしました。

第25回文化庁メディア芸術祭 エンターテインメント部門 大賞
作品名:浦沢直樹の漫勉neo 〜安彦良和〜
制作統括:上田 勝巳(RIGHTS)
ディレクター:内田 愛美(DIRECTIONS)
制作進行:丸山 恵美(DIRECTIONS)
プロデユーサー:塚田 努(DIRECTIONS)
制作:NHKエンタープライズ
制作・著作:NHK / ディレクションズ

【贈賞理由】
絶妙な筆致と描写力で日本を代表するマンガ家の浦沢直樹氏。その浦沢氏がプレゼンターを務め、世代やジャンルを超えた数々のマンガ家の執筆風景を堪能できるドキュメンタリー。2014年から長くシーズンを重ねているこの番組は、2021年6月9日放送回で、アニメーターとしても一時代を築いた安彦良和氏を迎える。この回を見て言葉を失った。雪深い夜のアクションシーン。飛び散る雪を下描きなしで、闇夜のベタを塗っていき現出させるのだ。長くアニメーションを制作してきた安彦氏の頭の中では、映像化され、マンガとして最適なコマが選択され、描写されているのであろう。マンガ家の執筆を複数のカメラで録画し、原稿、手元、表情など多彩な視点からその技法に迫る。その模様を浦沢氏と登場するマンガ家が視聴しながら、その技をさらに深く掘り下げていく。多くのマンガ家という神々の業に密着してきた本番組。この回は大賞に相応しいまさに神回である。(時田 貴司)
https://j-mediaarts.jp/award/single/naoki-urasawa-presents-manben-neo-yoshikazu-yasuhiko/

『浦沢直樹の漫勉neo』
日本を代表する漫画家・浦沢直樹が、漫画家たちの創作の秘密に迫る異色のドキュメンタリー『浦沢直樹の漫勉』として2014年に放送。2020年に『浦沢直樹の漫勉neo』として再始動したNHK Eテレの番組です。
普段は担当編集者ですら立ち入ることができない漫画家たちの仕事場に密着し、複数台のリモートカメラを用いて「マンガ誕生」の瞬間を捕らえます。
その貴重な映像を見ながら作者と対談。浦沢直樹がプロの漫画家の視点で切り込んでいきます。

浦沢直樹の漫勉neo「安彦良和」

『浦沢直樹の漫勉neo』ではこれまでに、ちばてつや、さいとう・たかを、安彦良和など漫画界のレジェンドが出演しているほか、2022年3月放送の新シーズンでは代表作「弱虫ペダル」の渡辺航、「エロイカより愛をこめて」の青池保子、「宮本から君へ」の新井英樹が出演。

【今後の放送予定】
浦沢直樹の漫勉neo「新井英樹」
■放送日時:Eテレ 3月16日(水)午後10:00
■番組サイト:https://www.nhk.jp/p/manben/ts/7W327R2Y4N/

2022年度も放送予定。現在、大御所漫画家と交渉中。

浦沢直樹の漫勉neo「新井英樹」

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