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2022.10.13

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アートプロジェクト「POST-FAKE」がソニーの宇宙感動体験事業「STAR SPHERE」のPLAY SPACE.とのコラボレーションイベントを開催

アートプロジェクト「POST-FAKE」がソニーの宇宙感動体験事業「STAR SPHERE」のPLAY SPACE.とのコラボレーションイベントを開催

10月14日(金)から11月3日(木・祝)に東京ミッドタウンで開催される「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2022」にて、「君は宇宙で、どう遊ぶ?」をテーマにしたソニー株式会社による体験空間『PLAY SPACE.』が出展。期間中さまざまなプログラムが予定される中、ディレクションズはアートプロジェクト「POST-FAKE」とのコラボレーションイベントとして石川直樹(写真家)と渡部潤一(天文学者)によるトークセッション、中山晃子(画家)とermhoi(トラックメイカー、シンガー)によるライブパフォーマンスを企画・制作しています。

 


TALK SESSION : LOOK UP / LOOK DOWN

■概要
まだ見ぬ未知の領域を探し求める写真家の石川直樹と、いにしえから続く人間と宇宙との関わりを研究する天文学者、渡部潤一によるトークセッション。今まで見上げることでさまざまな事象を発見してきた我々は、見下ろす視点を手にしたとき一体何を見つけるのだろう。

■開催日時・場所
2022年10月14日(金)18時〜18時45分
東京ミッドタウン「Design Touch」内「PLAY SPACE.」エリア

■出演者
石川直樹(写真家)、渡部潤一(天文学者)

<<出演者コメント>>

石川直樹

石川 直樹(写真家)
つい数日前までヒマラヤにいた。10年前に登ったマナスルという山の頂に向かって、ぼくは再び夜通し歩き続けていた。薄い空気のなかでもがきながら、夜空に輝く星々を見た。そこには成層圏の端っこが広がっていて、星々が心なしか大きく見えた。夜のヒマラヤでは、身体的にも視覚的にも、宇宙を身近に感じられる。だからこそ、自分自身の小ささを知り、生かされているということを、決してきれいごとではなく自然と感じることができる。
マナスルに登りながら、標高8000メートルのその先に行きたいと思った。宇宙に行きたい。宇宙に行って、自分がいる場所をより相対的に見てみたい。そんな夢を本気で抱いている。

渡部潤一

渡部 潤一(天文学者)
昔から人々は星空を見上げて想像を巡らしてきた。多少見えにくくなった時代だが星は変わらずに輝いていて、まだそこに宇宙が存在している。一方で、人類は宇宙へ出て行く時代を迎え、そこは身近な場所になりつつある。宇宙を見上げて想像するだけでなく、宇宙から地球を見下ろす視点を誰もが持てる時代になった。そんな時代、人類はクリエーティブな発想がさらに刺激され、新しい楽しみ方を見いだすはずだ。さぁ、今夜にでも見上げることからはじめてみよう。

 


Alive Painting : 二重の軌道

■概要
絶えず変容していく”生きる絵画”を描く画家、中山晃子と日本とアイルランド双方にルーツを持ち独自のセンスで様々な世界を表現するトラックメーカー、シンガーのermhoiのコラボレーションによるスペシャルライブパフォーマンス。

■開催日時・場所
2022年10月29日(土)13時〜14時
東京ミッドタウン「Design Touch」内「PLAY SPACE.」エリア

■出演者
中山晃子(画家)、ermhoi(トラックメイカー、シンガー)

<<出演者コメント>>

中山晃子

中山 晃子(画家)
ひとつまみの砂を顕微鏡で拡大して観ると、全ての粒が個性的でありながら、石英は石英として透明で、磁鉄鉱は磁鉄鉱として黒く集まり、どんなに小さくなってもそのものの性質が観察できる。同じように、地球という一粒を宇宙という少し引いた視点で見たならば、私たちのささいな違いはなだらかになって、人というひとつの性分が見えてくるのだろうか。大きくて広い地球、銀河の中の小さな地球、両方に実感を持ちながら観察してみたい。

 

 

ermhoi

ermhoi(トラックメイカー、シンガー)
宇宙。あまりに壮大で、地球上の頭脳を組み合わせてもまだ解けない謎が満ちたダークマター。そんな複雑なサブジェクトでも、物語が大好きな私たちはドラマチックな感情や夢を抱いてスペースシップや生命体、何億光年先の銀河系などに想いを馳せる。私の音楽は自然や言語化できない感覚やイメージを元にすることが多く、宇宙もまた、重要なインスピレーションの一つです。カメラを通して自分の目で見ることができるようになった時、それがどう変わっていくのか非常に楽しみです。

 


【PLAY SPACE.】
宇宙感動体験の創出を目指すプロジェクト「STAR SPHERE(スタースフィア)」が独自に開発を進めている衛星撮影体験「Space Shooting Lab」やプロジェクトに関するパネルを展示します。加えて、宇宙を感じることができる没入型プロトタイピングの数々を一般向けに初めて公開します。本プロトタイピングは実験的な試みとして、株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントと共同で取り組んでいるものです。また会期中は、さまざまな領域からアーティストやクリエイターをゲストスピーカーとして招き、宇宙をテーマとしたワークショップの開催も予定しています。

PLAY SPACE.特設サイト
https://starsphere.sony.com/ja/playspace/

【STAR SPHEREとは】
「STAR SPHERE」は、「宇宙の視点」をテクノロジーの力で人々に解放し、エンタテインメントの力で宇宙感動体験を世界に広めることに挑戦しています。「STAR SPHERE」が考える「宇宙の視点」は、宇宙から見るというだけでなく、宇宙を通してものごとを捉え、考えてみることを意味しています。
ソニーは、東京大学、JAXAとともに、ソニー製カメラを搭載した超小型人工衛星を開発し、2022年冬の打ち上げを予定しています。打ち上げ後は、操作シミュレータを使い、ユーザーが意図したカメラワークで地球や星々を撮影することができるようになります。サービス開始は2023年3月頃を予定しています。

STAR SPHERE公式サイト
https://www.sony.com/ja/SonyInfo/starsphere/

【POST-FAKEとは】
日本発のアート/カルチャーを再定義し、新たなるムーブメントを創造するプロジェクト。さまざまなアーティストを多角的な視点から取り上げたドキュメンタリー番組をTOKYO MX(毎週火曜夜)にて放送するほか、YouTubeやInstagram、ウェブマガジンなどで発信しています。

・POST-FAKE公式サイト
https://postfake.com/

・POST-FAKE公式Instagram
@post__fake

■開催概要
展覧会名: Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2022
会期  : 2022年10月14日(金)~ 2022年11月3日(木・祝)
会場  : 東京ミッドタウン アトリウム
開館時間: 11:00~21:00

Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2022公式サイト
https://www.tokyo-midtown.com/jp/event/designtouch/

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