令和5年度 経済産業省「未来の教室」実証事業/地域のテレビ局を起点にした新しい学び 探究プロジェクト『ティーンディレクター』 福島と東京で10月よりワークショップ開催
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株式会社ディレクションズ(本社:東京都渋谷区、代表:岩切謙太郎)は、令和5年度「未来の教室」実証事業において、中高生を対象に映像制作を通した探究プロジェクトを実施します。
今年度は、福島県福島市と東京都品川区の2カ所でワークショップを開催。福島テレビ株式会社と東京メトロポリタンテレビジョン株式会社とともに、社会課題に取り組む地元の企業を中高生が取材して映像を制作します。
ワークショップは全6回。初回を品川区では10月3日(火)に品川女子学院(理事長:漆紫穂子)にて、福島市では10月7日(土)に福島テレビにて行います。福島市では福島県立福島高等学校などの生徒が参加する予定です。
生徒たちは地元企業への取材を通じて社会課題への学びを深めると同時に、映像のプロである地域のテレビ局と一緒に映像制作をする過程で、学校では得られないようなクリエイティビティを高めていきます。
このプロジェクトは、地域のテレビ局を起点とし、地域社会が力を合わせて子どもたちの学びを支えていくという、新しい学びの枠組みの構築を目指します。
福島テレビスタジオ
品川女子学院ワークショップ(イメージ)
※写真は過去に開催されたワークショップのものです
探究プロジェクト『ティーンデイレクター』とは?
映像制作を通し社会課題への理解を深める
地元で社会課題に取り組んでいる企業や団体を中高生が取材します。取材を通し社会の課題を知るとともに、未来へ向けた解決策を考えていきます。更に、テレビ局と映像制作会社であるディレクションズが、生徒たちとともに試行錯誤をしながら、取材した取り組みを地域に発信するミニ番組や動画を制作します。より多くの人に関心を持ってもらうための創意工夫をする中で、表現力やメディアリテラシーも高めていきます。
テレビ局を起点に地域社会との結びつきを生む
このプロジェクトにおいて地域のテレビ局は、映像制作のノウハウを伝えるだけでなく、中高生と地域社会の新たな結び付きを生む役割も果たします。地元の企業や団体について理解を深めることが、地元への愛着や、将来的なリクルーティングに繋がっていくと期待されます。
全国で展開できる持続可能な学びを目指す
企業や団体は、このプロジェクトを通じ中高生の学びに貢献すると同時に、自分達の取り組みの発信もできます。
次年度以降は番組スポンサーを募ることで、本プロジェクトを継続していくための財源確保を目指します。
また全国各地にあるテレビ局と協働して、開催地域も広げていく予定です。
①「何をなぜ伝える?」社会課題への理解を深める
品川10/3(火)15:50〜17:50
★福島10/7(土)14:00〜16:00
②「どう取り組んでいる?」社会課題に取り組んでいる人を取材
★品川10/12(木)15:50〜17:50
福島10/21(土)14:00〜16:00
③「どう伝える?」ロケの計画・準備
品川11/2(木)15:50〜17:50
福島11/11(土)14:00〜16:00
④「チームで協力して撮影」ロケ
品川11/18(土)13:30〜16:30
福島11/25(土)13:00〜17:00
⑤「どう編集する?」編集方針検討
品川11/30(木)15:50〜17:50
福島12/9(土)14:00〜16:00
⑥「伝えるっておもしろい」ナレーション収録、上映会
★品川12/15(金)13:00〜16:00
★福島12/23(土)14:00〜17:00
「未来の教室」とは?
経済産業省は、「『未来の教室』ビジョン(2019 年 6 月)」を踏まえ、様々な個性の子ども達が、未来を創る当事者(チェンジ・メイカー)になるための学習環境づくりを目指し、2018 年度より以下の3つを柱に実証事業に取り組んでいます。
1.学びの探究化・STEAM化
2.学びの自律化・個別最適化
3.新しい学習基盤づくり
「未来の教室」ってなに? (「未来の教室 ~learning innovation~」サイト)
https://www.learning-innovation.go.jp/about/
『ティーンディレクター』公式サイト
https://teendirector.jp/