【社内勉強会】窪田さんの白熱教室
〜これからの研究開発の話をしよう(笑)
05Company

8月の社内勉強会は社外講師として、任天堂でゲームボーイなどを開発されていた横井軍平さんが創業された
「株式会社コト」の代表取締役 窪田和弘さんをお迎えいたしました。
窪田さんとディレクションズとの出会いは「パイプロイド」という工作玩具を番組で紹介しようとしたことがきっかけ。現在ではヤマハ音楽振興会の「タッチ!おとえもん」というスマホで音を奏でて遊べる子供向けアプリを一緒に制作しています。
前職の大手企業でエンジニアとして勤務していた時は「手段の提供」が仕事だったという窪田さんが、「感動の提供」をしたいという思いを抱いて株式会社コトに入社されたお話や、
横井軍平氏の製作哲学『枯れた技術の水平思考』などについてお話いただきました。
“枯れた技術の水平思考”とは?
一から全てを作り上げると費用も時間もかかり大変だが、すでにある信頼性が高く安定している技術=“枯れた技術”を上手く利用して新しいモノを生み出そうという意味であり、決してネガティブな意味ではない。
(※枯れすぎた技術を使うと再開発や再構築に時間と費用がかかってしまうので要注意)
1時間半という短い時間の中ではこんなお話を…(※一部抜粋)
・課題を見つける人になろう。
(解を考える人は山ほどいる。課題を見つける人は希少)
・顧客の顧客を考える。自社事業では顧客のさらに先を考える。
・知的好奇心が刺激されることが大切。
・ヒントは現場にしか転がっていないかも!?
・一般化する力でワクワクを。
・データ収集&解析が銭の花。
他にも窪田さんが最近つくったデジタル×アナログを駆使した新しい楽器(?)も持ってきていただきましたが、これは事情によりこのBlogではご紹介できないのが残念です。
窪田さん、ご講演ありがとうございました!
株式会社コト:https://www.koto.co.jp/
パイプロイド:https://piperoid.jp/