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2019.09.19

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“GarageBand”で音楽を作ろう♪中高生向けワークショップ 『渋谷アソビート』開催!

“GarageBand”で音楽を作ろう♪中高生向けワークショップ 『渋谷アソビート』開催!

9月1日(日)にDIRECTIONS主催で開講した中高生向けワークショップ「渋谷アソビート」の模様を
入社2年目、学習コンテンツ開発部の大下 愛海(おおした なるみ)がレポートします!


9月1日(日)に中高生向けワークショップ「渋谷アソビート」を
TIME SHARING渋谷宇田川町にて開催いたしました!

【今回の目的】
・Appleのフリーソフト「GarageBand」を使って、スマホだけで簡単に音楽を作ってみること
・作った音楽を共有してコミュニケーションをはかること
・新しい遊びの場をつくること

テーマ“コミュニケーション”
「場に集う」そして「音楽をつくって誰かと共有する」、
この2つがいま改めて新鮮な“コミュニケーションツール”になるのではないかと考えました。

今回参加してくれたのは、
12歳〜17歳までの中高生11名(女の子6名/男の子5名)。

渋谷アソビート

 

渋谷アソビート講師 石原淳平
ワークショップの講師は弊社の石原淳平。
NHK Eテレ音楽番組『ムジカ・ピッコリーノ』のチーフディレクターです。
プライベートでもDJをしているとか。

そして!
今回のワークショップのテーマにふさわしいゲストを石原がセレクトしてお招きしました。

渋谷アソビート講師 DJMEEBEE a.k.a. KAZUHIRO ABO

DJ MEEBEE a.k.a. KAZUHIRO ABOさんです!
ABOさんは14歳から”トラックメイカー”として活動、
東京藝術大学で多様なアートに触れる学生時代を過ごし、
現在は、幼稚園から大箱クラブまで盛り上げる神出鬼没のDJです!

渋谷アソビート

いよいよワークショップが始まりました。
この日の目標が発表されます!

石原:「今日の目標は、ピコ太郎の『PPAP』を打ち込んで、録音して、そしてお友達に渡して、笑いをとることです。このワークショップでは、LINEで普段送る“メッセージ以上”だけど、多くの人に聞かせる“作品未満”のクリエイティブを追求します。」

ABO:「GarageBandで作って、友達が歌っているピコ太郎がLINEで送られてきたら笑うでしょ。今後の人生のために人を笑わせるスキルを持っているといいよ。」

渋谷アソビート
<①ベースとなるリズムの録音>
「カウベル」と「バスドラム」のマークをトントン叩いて打ち込みます。

石原講師がやり方を伝えると受講生たちは自分でスイスイ作業を進めていました。
飲み込みが早い…!!

渋谷アソビート
<②歌の録音>
♪アイハバペ~ン を自分で歌って取り込みます。

恥ずかしいよね!そうだよね!
と思いきや、すごい受講生が現れました。
違う声色が3つも重なっている…!誰も教えていないぞ…!
彼は自分の声を何回も録音して重ね合わせ、ひとり合唱のような『PPAP』を作っていました。(写真右)

渋谷アソビート
<③音+歌を聞く>
ひとまず出来上がったものをみんなで交換して聞いてみます。

声がかわいかったり、淡々としていたり、なぜかセクシーだったり。
石原:「同じ作業をしてるはずなのに全然違うものが出来てるなぁ!」

<④歌にボイスエフェクトを加える>
自分の声にエフェクトをかけ、ロボット声にしたり、
ニュースでたまに聞く怪しい人風の高い声にしたりして盛り上がりました。

ABO:「言いにくいことでもボイスチェンジすると意外と伝えられたり。」

石原:「秘め事を伝え合うツールにもなったり。」
渋谷アソビート
<⑤『PPAP』を書き出し>
オリジナルの『PPAP』が完成!
今回はこれをスマホの画面収録で書き出し(保存)しました。

画面収録で書き出して送り合うと、
「なるほど!このおもしろい曲はこうやってできているのか!」と画面を通して学び合って、自然と上達するのだそう。


<⑥共有>
書き出したものは受講生同士LINEで共有。

声の違いだけでなく、
リズムの打ち方や曲の入り方もなーんとなく一人ひとりのくせが出ていていて、
他の人の『PPAP』を聞いて、「へー!」となっていました。

石原:「新しいスマホ・クリエイティブ部活ができたらいいよね」

渋谷アソビート

 

おわりに…
普段番組を作っていても、こども視聴者のリアルな反応はなかなか分からないもので、
今回、体験している中高生の反応を間近に見られるのは新鮮でした。
アンケートを取ると「楽しかったか?」という問いに対して、
全員が5段階評価で一番の「かなり楽しかった」に○をしていました。
他にも「自分の曲を作ってみたい」「セッションしたい」「番組を作ってみたい」
などのコメントがありました。

情報社会の中で、大人が与えなくても、自分で楽しみを見つけられる中高生たち。
そんな中で、私ができることは何なのだろう…。

ABOさんがオマケでつくった『タピオカソング』。
「タピオカを飲みに行こうよ」という内容を、ビートに乗せて伝える曲なのですが、参加者の一人が「普通に誘われると、どうしよっかなって迷うけど、こうやって曲にして誘われると、今すぐ行くよ!ってなりそう!」と楽しそうに言ってくれました。
おもしろい大人が身近にいると今まで考えてもみなかった選択肢が増えるかもしれません。

誰かとつながるコミュニケーションツールとして「渋谷アソビート」や「GarageBand」が中高生の中に残ったらいいなと思います。

今回は口コミで参加者を募りましたが、次回は一般参加者を募集して開催予定です。
お楽しみに!

 


テキスト・写真:大下 愛海(DIRECTIONS)

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