企業PR動画とは?活用シーンや制作するメリットを解説!
05Company
自社の認知度の向上、または採用やブランディングの一環としてPR動画の制作を検討している方もいるのではないでしょうか。
ただ、企業PR動画をどのように活用すべきか?本当にメリットはあるのか?制作はどのように進めるのか?などの悩みを抱えている方もいるかもしれません。ここでは、企業PR動画の活用シーンや制作するメリットや流れなどについて解説します。
企業PR動画とは?ターゲットと活用シーン
まずは、企業PR動画の概要やターゲット、活用シーンについて解説します。
●企業PR動画の概要
企業PR動画は、その名の通り、企業の魅力やビジョン、サービス・製品、企業文化などを効果的に伝えるための動画です。文章や写真だけでは伝えにくい情報や雰囲気を、動画という視聴者に分かりやすいフォーマットで提供することを目的としています。
●企業PR動画のターゲットは?誰に向けて発信するもの?
企業PR動画は、以下のようなターゲットに視聴してもらうことを目的に制作されます。
クライアントをターゲットにしたPR動画は、主に製品やサービスの特長を強調するものや、企業の信頼性・実績をアピールする内容となります。消費者向けの場合は、製品やサービスの使用シーンを実際に映像で見せたり、その利点や特徴を具体的に示したりすることで、購買意欲を喚起することを目的とします。BtoBの場合は、取引先企業に対しての信頼性や解決策、パートナーシップの価値を伝える内容になります。
・求職者(新卒・中途)
求職者をターゲットにしたPR動画は、企業の魅力や働く環境、社員の声、企業文化などを前面に出す内容となります。新卒採用の場合、学生が気にする研修制度やキャリアアップの可能性、社内の雰囲気などを伝えることで、自社を魅力的に見せることを目指します。中途採用の場合は、キャリアの成長機会や、中途入社者の成功事例など、経験者が気にするポイントを中心に伝えます。
●企業PR動画活用シーン
企業PR動画は以下のようなシーンで活用されています。
企業のミッションやビジョン、歴史や背景を伝えるための動画。設立の背景やこれまでの成果、今後の展望など、企業のアイデンティティを伝えることで、クライアントや求職者への信頼を深めることが目的です。
・商品・サービス紹介
企業の製品やサービスの特長、使用方法、効果などを具体的に示す動画。消費者やパートナーへの訴求力を高めるために使用されます。実写だけでなく、アニメーションを取り入れて分かりやすく伝えることが多いです。
・広報PR
企業の取り組みや活動、社会的な貢献活動を伝えるための動画。企業のCSR活動や環境への取り組み、地域との連携など、企業が持つ価値観や方針を強調することで、企業イメージの向上を図ります。
・採用PR
求職者をターゲットに、企業の魅力や働く環境、社員の声を伝える動画。採用ページやジョブフェア、学生向けのセミナーなどで使用され、企業の魅力を伝えるためのツールとして活用されます。
・ブランディング
企業のブランドイメージや価値観を形成・強化するための動画。ストーリーテリングを取り入れて、感情的なつながりを持たせることで、消費者やクライアントとの関係を深化させることを目的としています。
・その他企業活動の紹介
企業の内部イベントや社員の日常、製品の製造過程や研究開発の様子など、その他さまざまな企業活動を紹介する動画。透明性の確保やクライアント・求職者との関係構築のために利用されます。
企業PR動画を制作するメリットとは?
企業のPR動画は、さまざまな用途で活用できるコンテンツです。動画を制作することで、具体的には以下のようなメリットを得ることができるでしょう。
●伝えたい情報を簡潔にまとめられる
動画は視聴者に情報を直感的に伝えることができるメディアです。テキストや画像よりも情報量が豊富でありながら、分かりやすくコンパクトにまとめることができます。特に、複雑な内容や新しい概念も、映像や音声、テキストを組み合わせることでシンプルに伝達することが可能です。
●企業の認知度の向上につながる
PR動画は、視覚・聴覚にインパクトがあり、視聴者の記憶に残りやすいという特徴があります。これにより、企業のブランドやメッセージが効果的に伝わり、認知度を向上させる効果が期待できるでしょう。
●HPやSNSなどさまざまな媒体で活用できる
PR動画は、コーポレートサイトやSNS、YouTubeなどの動画共有サイト、展示会やセミナーでのプレゼンテーションなど、多岐にわたる媒体で活用できます。これにより、一つの動画を多方面で有効に使用することができるでしょう。
●採用やブランディングに効果的
企業の文化や取り組み、製品やサービスの魅力などを動画で伝えることで、求職者や顧客に対してポジティブな印象を持たせることができます。特に採用の場面では、企業の雰囲気や働く環境をリアルに伝えることができるため、求職者の関心を引きつけることが期待できます。また、ブランディングにおいても、企業の価値観やメッセージを強く打ち出すことで、ブランドのイメージを形成・強化するのに役立ちます。
企業PR動画はどうやって作る?作り方と制作の流れ
では、企業PR動画はどのように制作すればよいのでしょうか?ここでは、基本的な作り方や制作の流れについて解説します。
●企業PR動画の作り方
動画の作り方としては以下の3つの方法が考えられます。
企業の内部リソースを利用して、社内のメンバーで動画を制作する方法です。制作費を節約できる、社内の情報を直接反映させやすい、修正や改訂が容易などのメリットがありますが、専門的な技術や知識が不足している場合、コンテンツが求めるクオリティに達さない可能性があります。また、内部リソースを確保するのが難しいのもデメリットです。
・個人に依頼する
フリーランスのビデオグラファーやディレクター、編集者などの個人に制作を依頼する方法です。「撮影やアニメーションなどの素材は自社で準備して、編集だけ依頼する」など、制作の一部を依頼することで製作費を抑えられる効果が期待できます。ただ、社内に動画制作経験者やディレクターがいないと、コミュニケーション不足によって、トラブルが発生したり、動画のクオリティが低下してしまったりする恐れがあります。
・制作会社に依頼する
動画制作会社などの専門の企業に制作を依頼する方法です。費用がやや高くなるものの、企画~納品まで、動画制作の全工程をサポートしてもらえます。専門的な知識や技術を持ったプロフェッショナルによる高品質な動画を制作でき、大規模なプロジェクトや複数の動画制作も対応してもらうことも可能です。
●企業PR動画の制作の流れ
企業PR動画は基本的に以下のような流れで進行します。ただ、ご紹介するのはあくまで一般的な内容のため、細かな流れは依頼する業者によって異なる場合があります。
動画の企画や映像の尺、種類(実写かアニメーションかなど)などを設定し、納品までのスケジューリングや見積りなどを作成します。シナリオやストーリーボード、絵コンテの作成なども含まれます。後の進行は、このフェーズで設定した内容に沿って進めるので、非常に重要な工程といえます。
・撮影・アニメーションの制作
映像撮影・アニメーションの制作など、動画の素材を撮ったり作ったりするフェーズです。スタジオのレンタル、機材の手配、キャスティングなどの前準備も含まれます。
・制作後(編集・修正・納品)
編集は、撮影した素材を繋ぎ合わせたり、カットしたり、音声やテキストを追加したりして、ひとつのコンテンツにまとめる作業です。完成した動画をクライアントに納品後、フィードバック・修正などを経て、納品が完了となります。
【ディレクションズの企業PR動画 制作事例】
弊社、株式会社ディレクションズでは企業向けのさまざまな動画を制作しています。
代表例としては、「丸亀製麺」をはじめ、国内外に外食ブランドを抱える株式会社トリドールホールディングスの「DX戦略解説動画」やJSCE 公益社団法人 土木学会の「土木学会新会長インタビュー動画」の事例があります。
『トリドールホールディングス DX戦略解説動画』
土木学会新会長インタビュー動画
動画制作にお悩みの方は、お問合せページよりお気軽にご相談ください。
https://directions.jp/contact/