【渋谷ストリートクラフターズ】第4回『シンセサイザーを使って音づくり!』の様子をレポート!
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昨年11月より開講した中高生向けワークショップ『渋谷ストリートクラフターズ』。
第1期では、音楽制作アプリ「GarageBand」を使ってコミュニケーションすることをテーマに全5回のワークショップを開講中。
今回は1月11日に行われた、第4回『シンセサイザーを使って音づくり!』の様子をレポートします!
第4回『シンセサイザーを使って音づくり!』1月11日(土)
今回のワークショップは「シンセサイザーって何か知ってる?」という講師の問いかけから始まりました。
「いろんな音を出せるピアノ」「ロボット」…それも正解!
だけど答えは、
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頭の中にあるいろんな音を合成できる絵の具のパレットのようなもの。みんなが思っている以上にいろんなことができるよ! |
今回は音楽制作アプリ「GarageBand」のシンセサイザー機能を使って、今まで知らなかったシンセサイザーの可能性を感じる、楽しいワークショップになりそうです!
【ゲームの起動音をオリジナルでつくってみよう!】
架空のゲームハードを想像して、その起動音を作ってみる。
最初に色んなゲームの音を改めて聴いてみました。
何気なく聴いていた音にそのゲームハードの個性が詰まっていることがわかります。
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こういう音もシンセサイザーで作られているんだよ。 今回は自分の欲しいゲームハードを想像して、そのコンセプトが伝わるような起動音を作ってみよう! |
自由度が高くて少し難しそうなお題だけど、どんなものが出来上がるのか楽しみ!
いつもに増して集中して取り組んでいます。静か…。
4回目にもなると、いろんな機能を使いこなせるようになっています!
\発表タイム/
生徒さん3人の発表を紹介します。
「ホラーゲームの起動音を作りました!黒い鍵盤を使ったら怖い感じが出ました。」
黒鍵を使ったら、なんてよく見つけたなぁ。あと、この怖い音はなんの音だろう…
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人の声を使ってるよね。怖くさせたい時に人の声を使うというのはよく使われる手法。人の声を使うと、人智を超えた何かを表現することができる。これを見つけたのはすごい。 |
「音楽を作ろう、みたいなゲームの起動音を作ってみた!男の子も女の子も恥ずかしくないようなものにしたくて…」
コンセプトも素敵。音階をモチーフにした起動音でした!
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ドレミファという音階を使うことで、言葉なくこのゲームがどんなゲームなのかを説明してる。音のデザインとして最高。 |
「面白いゲームを引き立たせる、面白くないゲームの起動音作りました」
発想がすごいよ…。すでに魅力を感じます。
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これはすごいね。惜しみなくギャーって音を使うのも勇気がいることだよ。 |
文字だけだと音が伝わらないのが非常に残念です!
聴いていてとても面白かったです。
とにかく才能溢れる多種多様なゲームの起動音が生まれました!
ありきたりな起動音を作った私にとっては、みんなの作った起動音を聞いて、いかに自分の引き出しの数が少ないか、自分の視野が狭いかを痛感する機会になりました(汗
みんなのこの才能をどこかで活かせないのかなぁ、と思うほど今回は感動回でした。
うまく伝えられないのでワークショップ終了後の講師たちの会話をお届けします。
石原:今回はサウンドロゴ、身近にシンセサイザーの音を感じてもらうために、架空のゲームの起動音を作るという課題をやってみたけど、成果がすごかった。大人たちがうかつに発表できなくなるくらいに凄まじい仕上がりでしたね。
アボ:そうですね。すごかった。ぼくが今回思ったのは、このワークショップ全体を通して、みんな言葉を使わずに物事を説明するのがどんどん上手くなってきてるということですね。
石原:確かに。
アボ:そう。借りものじゃない自分の音を出せるようになってきて、ワークショップの回を重ねるごとにそれができるようになってきてることに僕は手応えを感じています!
石原:多分、旋律から解放されて、どの和音が美しいとか、もしかしたら美しいかどうかも関係ない世界に突入した時に本当のオリジナリティを出せるのかもなぁって思った。音を聴いた時にめちゃくちゃその人の感じが出てるんですよ。あぁ、この子ってこういうこと考えてるんだな。とか、パーソナリティが音に現れて自己紹介みたいになっていくのがいいなぁって。
アボ:あと、僕がすごく面白かったのは、今日の音作りには誰かに対する目に見えない配慮があったんですよ。ユーザビリティっていうか。このゲーム機で遊ぶ誰かがいるっていうのを想定していた。まだ見たことがない誰かっていうのを感じながら音を作っていったっていうのがすごく伝わってきた。なんて言うんだろう、その人の母国の言葉はわからないけど言いたいことは伝わってきたような…不思議な感覚を得ましたね。
次回は第1期【爆誕ガレバンスター!】のレポートもついに最終回!
第5回のレポートは近日公開予定です。
今後も『渋谷ストリートクラフターズ』では、日々のテレビ番組制作の中で着想したDIRECTIONS独自のカリキュラムを展開していきます。
\2月15日より第2期がスタート/
【渋谷ストリートクラフターズ】
第2期『Tシャツ屋さん養成所』
●開催日程
#01 「シルクスクリーン印刷を体験してみよう!」
2月15日(土) 16:00~18:00
※申込み締切日時:2月14日(金)18:00まで
#02 「ロゴをつくってみよう!」
2月29日(土) 16:00~18:00
※申込み締切日時:2月28日(金)18:00まで
#03 「原版をつくってみよう!」
3月14日(土) 16:00~18:00
※申込み締切日時:3月13日(金)18:00まで
※この回のみ作品の持ち帰りはありません
#04 「自分だけの印刷をしてみよう!」
3月28日(土) 16:00~18:00
※申込み締切日時:3月27日(金)18:00まで
#05 「もう1回印刷してみよう!」
4月11日(土) 16:00~18:00
※申込み締切日時:4月10日(金)18:00まで
●会場
DIRECTIONS 別館 大会議室
住所:東京都渋谷区神山町5-2 ルート神山町ビル3F
地図:https://goo.gl/maps/FEBQ3nGPWxVU7CRy7
☆最寄駅:渋谷駅より徒歩約10分
東京メトロ千代田線 代々木公園駅より徒歩約8分
小田急線 代々木八幡駅より徒歩約9分
●参加費
全5回通し 5,000円(税込)
※1回のみの受講も可能です
※1回参加費: 1,500円(税込)
●持ち物
・Tシャツなど印刷したいもの(布製のもの)
●参加対象者
中学生・高校生
【参加のお申し込みについて】
下記の内容を明記のうえ、各開催日の前日18:00までに
info@streetcrafters.com までメールをご送信ください。
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・お名前
・学年
・電話番号
・メールアドレス
・参加希望日
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※担当:林(ハヤシ)
企画・運営:株式会社ライツ
テキスト:大下 愛海(DIRECTIONS)
写真:岸 さゆり(DIRECTIONS)