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2024.12.12

  • Interview

【 Creators Interview #09】ディレクター 藤森 はるな

【 Creators Interview #09】ディレクター 藤森 はるな

藤森 はるな  Fujimori Haruna
事業開発部 ディレクター
2017年より在籍。事業開発部所属。産休・育休を経て2022年から時短勤務で復帰。
最近では「スタディサプリ小学講座」、NHK「Nコン2024」(地区コンクール)などで制作進行を担当。

 

ディレクションズに入社する前のお仕事は?


新卒で映像制作会社に入社し、ADを経て制作進行、タレントのマネジメント業務を行なっていました。その後、転職してNHK大河ドラマ関係の諸々の映像コンテンツにディレクターとして携わっていました。
大河ドラマの最後にある紀行映像や、ドラマ本編のメイキング撮影のため、日本各地の山城や寺社仏閣を巡っていました。

 

DIRECTIONSに入社したきっかけは?


社会人になって、色々な人と関わるようになってから「教育」に興味を持ち始めました。
「教育コンテンツに関わる仕事がしたい‥教育といえばNHKでしょ」という安直な考えで、(幸いご縁もあったので)NHKのドラマ関係の仕事を多く受けている制作会社で撮影・取材のノウハウを学びました。その会社に入るまでテレビの無い生活を送っていたので、NHK総合とEテレの違いもよく分かってなかったのですが、教育系の番組ってどうやら「NHK総合」じゃなくて「Eテレ」のようだぞ…と気づきました。物理的距離としてはEテレに近い職場でしたが、結局Eテレは遠いな…。と思い、 “神山町 Eテレ 映像制作会社”とかのキーワードでGoogle検索してDIRECTIONSに辿り着き、メールで応募しました。
当時の仕事もめちゃめちゃ楽しかったので転職は悩みましたが、体力的に、そろそろ三脚を担いでの山登り(山城めぐり、俯瞰撮影)がきつい…と思い始めてもいて。それをDIRECTINSの採用面接でもこぼした気がします。今思えばそんなネガティブな発言したのによく採用してもらえたな、と思います。

 

印象に残っている仕事・プロジェクトを教えてください


2020年、新型コロナウイルス感染症が拡大して学校が臨時休校になった頃、渋谷区・渋谷区教育委員会と連携して制作した学習動画「オンライン・スタディ」です。
撮影クルーを2チーム編成し、渋谷区の小学校の教室で指導動画を150本くらい?制作しました。私は制作進行として撮影スケジュールを組んだり、編集や納品チェックを行ったりしていました。かなりのスピードで進行していった記憶があります。
「オンライン授業」が今ほど馴染みのあるものでなかったし、カメラの前に立つ小学校の先生も普段は対面で指導をされている方ばかり。現場で探り探り協力して作っていたので印象に残っています。

 

仕事を進めるうえで意識していることはありますか?


「時間(スケジュール)を守る。」を一番意識しています。昔バイト先の先輩に、「人を待たせるということは、その人の時間を奪うということ」と言われたことがあります。当たり前ですが「時間」は誰にでも同じ分だけ、平等に与えられているもの ということを忘れないようにしています。与えられた時間で出せるクオリティが、自分の限界値だよな〜と反省・納得する日々。完璧主義より完了主義を意識しています。(異論はあると思いますが‥。)
あとは、大変な時に大変そうな顔をしない、テンパらないなども意識しています。

 

どんな時に仕事のやりがいを感じますか? 


自分の立てたスケジュールにピタッとはまって案件が美しく動いていくと、かなり気持ちがいいです。一方で、イレギュラーな展開も大好きなので、不測の事態にどうやって対応していくか、一応のゴールを決めてザクザク進めていくことにもやりがいを感じます。時代の傾向には合わなくなってきた「全員野球」も楽しく感じる方です。

 

最近注目しているコンテンツはありますか?


あかちゃんまんとショウガナイさん」とてもおすすめです。アンパンマン公式YouTubeで見れます。
ショウガナイさんは美味しい生姜料理を作ってくれる、生姜のキャラクターです。「しょうがない〜しょうがない〜しょうがあるけどしょうがない〜悩んだってしょうがない〜大きな声で笑っちゃお〜は・は・は!」ショウガナイさんのポジティブでゆるいバイブスに注目しています。

 

これから挑戦してみたい事は何ですか?


引き続き、「教育」に関わるコンテンツ作りに携わりたいです。
「必要だと思って取りに来る人に向けて」じゃなくて、「必要さに気づけない人に向けて」役に立つものを形にしたい気持ちがあります。
この年になると、「やっといてよかった‥」と思うこともあるけど、「やっとけばよかった‥」の方が多い。
その時は全然役立つと思ってなかったものが、後で考えると実はめちゃめちゃ役に立った。みたいな気付きになるものが作りたいです。それは映像じゃなくても、言葉でもなんでもいいかもしれないです。
あとは娘の世話が落ち着いたら地方に行きまくって泉昌之先生よろしくビジネスホテルのレポ漫画※を作りたいです。同人誌でもいいです。
※泉昌之作の「かっこいいスキヤキ」みたいな漫画を描きたいの意

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